神矢鍛治郎のプロフィール 

神矢 鍛治郎

 

昭和生まれの武士。

生まれた時代のせいか周囲に武士は少なかったと語る。

20代からスタートし、そこから10年以上続いた通信業界の営業マン人生を経て現在は武士として生活している。

まっすぐすぎて、周りからめんどくさがられることも多々。

好きなもの:日本、歴史、文化、自然、人

嫌いなもの:嘘、大げさ、まぎらわしい

苦手なもの:若者言葉、横文字、腹黒い

 

 

プロフィール ~story~

20代から通信業界の営業マンとして修業を重ね、10年以上の業界経験をもつ。

 

その期間、関東、関西、中部、北陸、東北で営業に携わる。

 

通信業界に入った元々の理由は、

 

『ITのチカラで企業の業績向上や効率化に貢献するやりがいある仕事がしたかったこと』

 

『営業という実力主義の世界で稼げるようになりたかったこと』

 

この2つだった。

 

顧客はまったくのゼロからスタートだったが、朝から晩まで飛び込み営業を続けた。

 

その結果、様々な尊敬すべき経営者(お客様)との出会いを重ね、ありがたいことに順調すぎるほどトントン拍子に出世し、充実した通信営業マン人生を送っていた。

 

他社に騙されて困っているお客様を助けることができたとき、顧客との信頼関係を築き紹介の輪が広がっていったとき、業界に対する不信感まみれのお客様の心を開くことができたとき、何にも代えがたい充実感があった。

 

それに伴って個人の収入も上がっていき、本当にありがたいことだらけだった。

 

しかし、業界入りから数年経ったとき、自分の中にあった疑問が膨らみ始める。

 

『本当に今の仕事が自分のやりたかったことだろうか?』と。

 

長く仕事をしていると、残念ながら倒産や閉鎖に追い込まれるお客様が出てきてしまう。

 

『とても悲しいが、それはしかたのないことだ』ということもわかっていた。

 

でも、自分の仕事では救えない虚しさが胸の奥で渦巻いていた。

 

お世話になったお客さんを救うことができない虚しさが。。。。。

 

自分のビジョンと求められる方向性のズレ

そもそも、実は自分が目指していた世界はITのチカラでお客様を幸せにすることだった。

 

充実していたことに嘘はないが、実際にやっていた仕事と言えば

 

 

 

もちろん、自分のスタイルはどちらかというとコト売りで、お客さんのニーズに合わせて販売していくのだが、なにか違和感を感じるようになっていった。

 

原点に立ち返ったとき、これが本当に自分のやりたかったことだろうか?となってしまったのだ。

 

もちろん、売れれば何でもいいなんて思いで仕事をしたことは最初から最後まで、一秒もない。

 

お客さんの仕事、日々の仕事の流れまで理解して、その環境改善を中心に提案してきた。

 

自分がいた会社でそれをやるのは簡単ではなかった。

 

なぜなら、一般的な通信会社というのは、まず商品ありきのことが多い。

 

その商品があり、どのようにその商品を売るかという順番だ。

 

確かに必要のないものは売っていない。(自分以外はそうでもなかったが)

 

でも顧客である企業には優先順位というものがある。

 

当たり前のことだが、売上なくして利益はないのであり、経費は出せないのだ。

 

そこにどんどんと自分が売りたいものを売りつけていく業界のスタイルと自分のビジョンは完全に乖離し始めていた。

 

模索の日々と訪れた限界

それからも数年、自分の道を模索し続けていた。

 

自社のサービスと自分が本当にやりたいお客さんのためになることのギャップを埋める道を。

 

自分で言うのもなんだが、自分は超がつくほど勉強熱心な人間だ。

 

営業マンは比較的自社のことには詳しいが、全体のこととなると自分の業界のことですら広い視野で見れている人は少ない。

 

常にアンテナを張り、勉強を重ねていくとそれができるようになる。

 

しかしそうしていくと、業界の問題点が嫌というほど見えてきたりするわけだ。

 

自分のチカラではどうしようもない問題もあるから、解決のしようがないこともある。

 

そんな中でも、できる限り精一杯、自分の信念からずれないように仕事をしていた。

 

ただそんな中、限界は訪れた。

 

騙されたお客さんを救う仕事をしていたときだ。

 

自分の思いとは裏腹に、おかしなことばかりする業者が次から次へと増えていく。

 

そう、お客さんをカネとしか見ていないような業者が。

 

ありもしない話をし、本来必要のないものを売りつけ、ただただお客さんに負担を負わせる。

 

売ってしまえば客のことなんてどうでもいいと平気で言うような輩だ。

 

恥ずかしい話だが、その頃働いていた自分の会社の上司もそうだった。

 

自分自身、それなりのポジションにはいたが、数えきれないほどぶつかった。

 

その結果、自分ひとりが正しいと思える仕事をしていてももうどうしようもないと思った。

 

だから動いた。

 

業界全体を変えなければならないと、そう思ったからだ。

 

一度は法律の勉強も始めた。

 

そういうふざけた連中を業界から一掃したいと思ったからだ。

 

自分の手で裁きたいとすら思った。

 

でもよく考えると、それはお客さんが騙された後の話だ。

 

それよりも、騙されてしまう人をなくしていく方が大事なんじゃないかと思った。

 

だから今は、不幸にもそんな業者と出会ってしまい、信じてしまい、結果辛い思いをする経営者をなくすために、微力ながら業界全体の再変に取り組んでいる。

 

諸事情から、具体的に何をしているのかはまだ言えないが、そのうちわかるのではないかと思う。そしてこのブログもその一環である。

 

大して努力もせず、嘘や詐欺まがいの営業で人に人生を踏み台にし、自分たちだけ利益を上げようなどという風潮を見逃すことはできない。

 

ハッキリ言ってそんな存在は害でしかない。

 

日本経済を考えたとき、そんなお金を捨てる余裕のある企業なんてひとにぎりで、中小企業にはほぼいないだろう。

 

私は、本気でこの停滞した日本経済を復活させたい。

 

そのためにも本当にお客さんのことを考えてIT・通信という道具を提供できる人材、顧客である企業のために尽力できる人材を増やしていかなければならない。

 

批判だけでは世の中は変わらない。

 

だから、このブログを見て下さる人たちのために、まずは自分が10年以上の歳月をかけて見て、感じて、学んで得た情報と知識を最大限に放出し、そういった望ましくない業者から自社を守ることができるように発信していきたいと思う。

 

通信業界全体が悪いのではない。

 

ただ、他の業界と比べて悪い輩が存在する比率が高すぎると思う。

 

情報弱者に漬け込み、不安を煽り、ただ売れればいいと考える、そんな人間は鬼だと思っている。

 

だから、知識という鎧でご自分の会社を守って頂きたい。

 

その鎧の材料を惜しみなく提供していく場がここだ。

 

やや過激に思われるかもしれないが、自分はこの業界から鬼を撲滅したい。

 

こうして、鍛治郎の通信業界に巣食う鬼退治は始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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