アナログ回線とは何か?

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回線の知識、第一弾はアナログ回線です。今でこ新しい回線がたくさんあってアナログ回線も使われなくなってきましたが、昔は回線と言えばこれでした。自宅や会社に電話回線を引くときには加入権というものが必要で、最初に支払わなければなりませんでした。NTT発足当時の加入権は72,000円、今はその半分の36,000円です。また、今ではライトプランと言って加入権を払わずその分やや割高めに回線費用を払うようなプランもあります。

 

アナログ回線というのは簡略化して言うと電柱から電話線を引き込んでそのまま電話機にさして使えるシンプルな電話線のことです。

 

光ファイバーが普及する前は回線と言えばメタル回線でアナログ回線もメタル回線です。

 

メタルというのは銅線のことですね。

 

 

 

こういう黒電話もそうですし、

 

 

 

公衆電話なんかも基本アナログ回線で使われています。

 

 

 

もちろん今風のこういう電話もアナログ回線で使うことができます。

 

アナログ回線の特徴は1回線1番号です。

 

ひとつの回線契約だと、1番号しか使えないということですね。

 

家庭のように電話とFAXが同じ番号ということであれば特に問題なく1回線で使えますが、番号を分けるとなると2回線必要になるわけですね。

 

そしてオフィスで8回線とか必要になるとアナログ回線が8契約必要になるということです。

 

事務用となればアナログ回線の費用は2,500円前後/月ですから

 

2,500円×8契約で20,000円。

 

なんと回線基本料金だけでこんなにかかかっていたんですね。

 

これはナンバーディスプレイとかそういうオプションは含まれていません。

 

光回線の普及により、会社でも家庭でもほとんど使われなくなった回線です。

 

それでもまだ一部消防用回線とか、特定の用途では必須な回線でもあります。

 

また、光が普及する前の主流のインターネット回線であったADSL回線というのはこのアナログ回線を使ったインターネット回線です。

 

回線の選定を行ううえではこれぐらいの知識レベルで充分です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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神矢 鍛治郎

通信業界の鬼退治隊長

神矢 鍛治郎

人の出入りの激しい通信業界歴に10年以上在籍し、努力を重ね出世街道を駆け上がり業界を知り尽くすも、顧客の為に本当にやりたいことと、自分が日々やらなければならない仕事とのギャップをぬぐえず限界を感じ、一線から退く。本当に自分が正しいと思える、社会全体、顧客のためになる新たな道を追求し、奮闘している。