『NTTの代理店から迷惑電話がかかってきませんか?』という迷惑電話。今回もネット上のコメントからピックアップしてみましたが、まだこのアプローチをしてる会社があるんだなぁという印象でした。というのも、これは私の感覚でいうとたぶん10年以上前に流行った手法じゃないかと思いますが、ネット上に比較的新しい日付でも書き込みがあるということはまだそういうアプローチがあるということですよね。昔、このアプローチの…
最近、インターネットセキュリティについての営業電話が多くありませんか?ルータのセキュリティがどうとか、インターネットの出入り口でどうとか。ネットの口コミを見てもなんの営業かわからんという方が多いようなので解説しておきます。これはUTMというネットワークの出入り口で守るセキュリティ商品です。Unified Threat Managementの略で、日本語で言うと統合脅威管理という意味です。簡単に言う…
悪徳通信会社は法改正が大好きです。なぜなら、関連商品が売りやすくなるからです。2022年~2024年は大きめの法改正のオンパレードですね。個人情報保護法、インボイス制度、電子帳簿保存法など、中小企業にもなかなかの影響を与えるものばかり。事実、IT通信業界はこれらの法改正とは密接に関わっていますが、中身をよくわかりもしない営業マンがまるで自分の扱う商品の導入が必須であるかのように錯覚させて販売してい…
現役時代、新規のお客さんを訪問すると、リース料金がおかしく(異常に高く)なっている物件の代表格は複合機(コピー機)でした。今まで見た中での最高額は月額78,000円でした。もっと凄い金額になっているお客さんも世の中にはいるのかもしれませんが..... そのお客さんにとって、その金額がどう見えていたのかはわかりませんが、どのような流れでそうなっていいたのかは想像がつきます。でも真っ当な金額でリースし…
ダブルリースと聞いてピンとくるでしょうか?もしご存じだとしたら、その経験をされたことがあるのかもしれませんね。業界では絶対にNGの、もっともやってはいけないことなんですが、最近なんとなくまた増えてきているように思います。言うまでもなく悪いのはもちろんその業者なんですが、ちょっと問題だなと思うのは、それをやられているお客さん自身が気づいていないということなんですよね。まずはその被害に遭わないように気…
『NTTを名乗る業者が電話をかけてきて、来るってことになったけど、大丈夫かしら...』 『来て何をするんだろう?』NTTを名乗って電話をかけてきた会社が実際にくることになったとき、多少は身構えると思います。たまにやけに慣れている方もいますが... だいたいが特約店だと思いますが、そもそもNTTと何の関係もない会社である場合もあります。 いずれにせよ、すべての業者がおかしいわけでもありませんし、話を…
『リースそのものがわかりづらい』 最近そういうお問合せもたくさん頂くのでOA・通信機器におけるリース契約の基礎知識についてお伝えしていきます。会社を経営していれば、OA機器に限らずリースを利用する機会は多いと思います。例えばなんかもそうですね。建設業界などでよく使われている重機関係のリースなどもそのひとつでしょう。実際、リースにはオペレーティングリースやファイナンスリースのように種類がありますが、…
私が現役で通信業界の営業マンとして働いていたときのこと。 『電話機が古くなったので交換したいという会社があるからちょっと話を聞いてあげて欲しい』と紹介を頂き、早速訪問しました。伺ってみると、置き型の標準の電話機1台とコードレスを2台でお使いの状況でした。しかし、詳しく日頃の使い方についてヒアリングを行っていくと、どうもビジネスフォンである必要がない使い方なのです。そして、本当に必要な台数を聞いてみ…
今回は、実際に通信業者の訪問を受けた場合を想定しての話になります。実はここ、非常に重要なポイントです。ちょっと考えてみてください。もともと騙される気満々の人っていると思いますか?まぁ普通に考えればいませんよね。にも関わらず、この分野においては、なぜ多くの人がいとも簡単に騙されてしまうのでしょうか?もちろんそこには様々な要素がありますが間違いなく、その中でも大きな要素はここです。
これは私がクライアントから受ける問合せのひとつとしてよくある内容です。 『回線の速度?プラン?が変わったから?モデム?ルーター?の確認で順番に回っていますという電話がNTTの業者から来たんですがどうしたらよいですか?』というような内容。正直、お客さんも何を言われているのかわかっていないことが多く、どうするべきかわからず電話をくださっているのだと思います。あなたはこの電話の正体、わかりますか?
通信業界の鬼退治隊長
神矢 鍛治郎
人の出入りの激しい通信業界歴に10年以上在籍し、努力を重ね出世街道を駆け上がり業界を知り尽くすも、顧客の為に本当にやりたいことと、自分が日々やらなければならない仕事とのギャップをぬぐえず限界を感じ、一線から退く。本当に自分が正しいと思える、社会全体、顧客のためになる新たな道を追求し、奮闘している。